ファイル操作

rm

ファイルやディレクトリを削除する。削除したファイルはゴミ箱に入らず即消える

SYNTAX rm [options] file...

主なオプション

オプション説明
-r / -Rディレクトリを再帰的に削除(ディレクトリには必須)
-f存在しないファイルのエラーを無視、確認なしで削除
-i削除前に確認を求める
-I3件以上またはディレクトリ削除時に一度だけ確認
-v削除したファイルを表示

使用例

# ファイルを削除
rm file.txt
# 削除前に確認(誤操作防止)
rm -i important.txt
# ディレクトリを削除(空のディレクトリなら rmdir でも可)
rm -r old_dir/
# 確認なしでディレクトリを削除
rm -rf build/
# ワイルドカードで一括削除(慎重に)
rm *.tmp
# 削除したファイル名を表示しながら削除
rm -rv ./temp/

危険なコマンドと注意点

# ⚠️ 絶対に実行しないこと
rm -rf /          # ルートから全削除(OS破壊)
rm -rf /*         # 同上
rm -rf ~/*        # ホームディレクトリ全削除

# スペースのミスで意図しない削除になる例
rm -rf /tmp /mydir   # /tmp と /mydir を削除(意図通り)
rm -rf /tmp/ mydir   # /tmp/ と カレントの mydir を削除(意図通り)
# ↓ スペースの位置に注意
rm -rf /tmp /       # /tmp と / を削除(危険!)

rm で削除したファイルは通常のゴミ箱には入らず復元が困難。重要なファイルは mv でバックアップ先に移すか、trash-cli などのツールを使うことを検討する。

rmdir との使い分け

# rmdir は空のディレクトリしか削除できない
rmdir empty_dir/

# 中身があるディレクトリは rm -r を使う
rm -r nonempty_dir/